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AIコーディングエージェント向けDocker:Claude Code、Codex、Cursor用ローカルMCPサーバー

MacのDockerコンテナをコーディングエージェントに扱わせる最適な方法は、質問に直接答えるMCPサーバーです。Oxcartにはそれが内蔵されています。13のツール、既定で読み取り専用、ローカルのみで動作。クラッシュ診断は159トークンで済み、docker CLIから読む場合の2,014トークンを削減できます。

更新日

コーディングエージェントがDockerに求めること

実際のプロジェクトで作業するエージェントは、同じような質問を繰り返します。何が動いているか、ポート3000のアプリは何か、なぜこのコンテナが終了したか、ログには何があるか、使い捨て環境でテストできるか。シェルだけなら、docker ps、docker inspect、docker logsを実行し、返る行をすべて読んで答えます。機能はしますが、毎ターン生のJSONや何百行ものログをモデルのコンテキストに入れるため、遅く、費用もかかります。

MCPサーバーは、それらの質問を答えそのものを返すツールに変えます。OxcartのツールはDocker APIのエンドポイントではなく質問に合わせて設計されているため、1回の呼び出しで一連のコマンドを置き換えます。

13のツール

エージェントの目的別Oxcart MCPツール
目的ツール表示に必要な最低レベル
確認status, projects, ports, images, logsRead only(読み取り専用)
説明diagnose:終了コード、OOMによる強制終了、ヘルスチェックの失敗、ポートの問題、重要なログ行Read only(読み取り専用)
操作container(起動・停止・再起動)、exec、compose(up・down)、ネットワークなしのsandboxManage(管理)
変更と整理build、remove、cleanup(先にプレビュー)、ネットワーク付きのsandboxFull(すべての操作)

statusは各Composeプロジェクトのフォルダー、gitブランチ、localhost URLを表示するので、「ポート3000のアプリ」をユーザーとエージェントが同じものとして把握できます。リソースを購読するクライアントは、クラッシュ、OOMによる強制終了、正常性の変化を、ポーリングせず発生時に知ることができます。

回答を小さく、セッションを安く

各質問に答えるためエージェントがOxcart経由で読む内容と、代わりに読むことになるdocker CLI出力を比較しました。同じコンテナを同時点で測定しています。

回答あたりのトークン数(文字数 ÷ 4)
質問Oxcart MCP相当するdocker CLIコマンドdocker CLI削減倍率
このコンテナはなぜ停止した?159inspect + logs --tail 3002,01413×
直近500行のログにエラーはある?39logs --tail 50070318×
何が動いている?106ps -a + stats --no-stream + compose ls -a3323.1×

5つのテストコンテナを使用しました(クラッシュ、異常状態、OOM終了、Composeプロジェクト、公開ポート)。ログが長くなってもdiagnoseとlogsのサイズは変わりません。ツール一覧自体のコストはセッションごとに1回で、読み取り専用レベル(6ツール)は510トークン、全13ツールでは1,463トークンです。

セッション全体でも同じ傾向でした。Claude Opus 5.5を使うClaude Codeに2つの日常的な質問をし、docker CLIのみの場合とOxcartのMCPサーバーを使う場合を比較しました。どちらも両方の質問に正しく答えました。

各タスク・各条件でClaude Codeを1セッション実行。参考値であり、研究結果ではありません
タスク時間費用トークン数ターン数
「workerでエラーが出ている?エラーを見せて。」4.2 s 対 31.0 s$0.022 対 $0.15710,686 対 52,2662 対 8
「apiコンテナが何度も落ちる。なぜ?」8.5 s 対 14.9 s$0.036 対 $0.07011,283 対 19,5102 対 4

Oxcartあり・なしで各タスクを1セッションずつ、人工的に用意したテストコンテナとOxcart 0.1.0で実行した参考値です。費用はプロンプトキャッシュに左右され、実行順序も交互にはしていません。

任意のコーディングエージェントにOxcartのMCPサーバーを設定する

  1. Oxcartをインストールします。 Oxcart(Appleシリコン、macOS 26以降)をダウンロードして開きます。セットアップはオフラインで数秒で完了します。
  2. 設定用の文をコピーします。 OxcartのサイドバーでMCP Integrationsを開き、「OxcartのMCPサーバーを設定してください。/Applications/Oxcart.app/Contents/Helpers/oxcart agent setupを実行し、その手順に従ってください。」という文をコピーします。
  3. エージェントに貼り付けます。 Claude Code、Codex、Cursorなど、コマンドを実行できるエージェントに貼り付けます。エージェントがコマンドを実行し、自分用の手順を読んで、oxcartというサーバーを登録します。
  4. コンテナについて質問します。 「何が動いている?」や「なぜapiが停止した?」と聞いてください。エージェントはMCP Integrationsページに読み取り専用で表示され、すべての呼び出しがアクティビティログに残ります。
  5. 必要ならレベルを上げます。 Manageにすると起動、停止、exec、Composeの実行が可能になり、Fullではビルド、削除、クリーンアップも可能です。Blockはすべての呼び出しを拒否します。

コマンドを実行できないエージェント(Claude Desktop、LM Studioなど)には、アプリのMCP設定に追加するJSONをOxcartが表示します。Claude Codeで直接使うコマンドはこちらです。

claude mcp add -s user oxcart -- /Applications/Oxcart.app/Contents/Helpers/oxcart mcp --client claude-code

Codexではcodex mcp add oxcart -- /Applications/Oxcart.app/Contents/Helpers/oxcart mcp --client codexで、Codex CLIとIDE拡張機能にサーバーを登録します。

エージェントごとに設定する権限レベル

各レベルでできること
レベルエージェントができること
Read only(既定、読み取り専用)コンテナ、ログ、ポート、プロジェクト、イメージの確認と障害の診断
Manage(管理)さらに起動・停止・再起動、コマンド実行、Composeのup・down、ネットワークなしのサンドボックス実行
Full(すべての操作)さらにビルド・削除・クリーンアップと、サンドボックスへのネットワークアクセス付与
Block(ブロック)操作不可。ツールを表示せず、すべての呼び出しを拒否し、理由をエージェントに伝える

エージェントのレベルを超えるツールは一覧に表示されず、コンテキストも小さく保てます。すべての呼び出しをMacに記録し、MCP Integrationsページに表示します。記録がMacの外に出ることはありません。レベルはOxcartのツールがエージェントのために行う操作を制御します。サンドボックスではないので、シェルコマンドを実行できるエージェントは自分でdockerを実行できます。エージェント自身のコマンド権限と組み合わせて使ってください。

設定手順を用意しているエージェント

Claude Code、Claude Desktop、Codex、Cursor、Copilotを使うVS Code、Devin Desktop、Zed、Gemini CLI、GitHub Copilot CLI、OpenCode、Cline、Junie、JetBrains AI Assistant、Goose、Kiro、Amp、Warp、LM Studioと、その他のMCPクライアント向けの共通手順があります。手順はインストール済みのOxcart(oxcart agent setup)から、そのMacの実際のパスを使って生成されるため、オフラインで使え、使用中のバージョンに一致します。

MCP以外のエージェント用コンテナワークフロー

  • Dev Containers:エージェントをDev Container内で動かし、シェル、ツール、ネットワークをプロジェクトのコンテナ内に保ちます。OxcartはDev Containers CLIを実行できます。MacでDev ContainersとTestcontainersを使うをご覧ください。
  • 高速な反復:エージェントはコンテナの実行と破棄を繰り返します。Oxcartはdocker run --rmが42 ms、20コンテナの停止・削除が77 msで、テストした3つのランタイムの中で最速でした(比較)。
  • Composeスタック:エージェントのcomposeツールはManageレベルでプロジェクトをup・downできます。AppleシリコンでDocker Composeを使うをご覧ください。

よくある質問

MacのDockerコンテナ用MCPサーバーはありますか?

はい。Oxcart内蔵のoxcart mcpはローカルstdio MCPサーバーで、状態、診断、ログ、ポート、イメージ、exec、Compose、ビルド、サンドボックス、クリーンアップ用の13ツールを備えています。ネットワークポートで待ち受けず、トークンも不要です。

Claude CodeをDockerコンテナに接続するには?

Oxcartの設定用の文をClaude Codeに貼り付けるか、claude mcp add -s user oxcart -- /Applications/Oxcart.app/Contents/Helpers/oxcart mcp --client claude-codeを実行します。Claude Codeにoxcartサーバーが表示され、ツールを呼び出せるようになります。

Codex、Cursor、Copilotを使うVS Codeにも対応しますか?

Oxcartは、Codex、Cursor、Copilotを使うVS Code、Claude Desktop、Zed、Gemini CLI、GitHub Copilot CLI、Cline、Goose、Kiro、Amp、Warp、LM Studioを含む18のクライアント向け設定手順と、その他のMCPクライアント向け共通手順を用意しています。最初から最後まで実行確認したクライアントはClaude Codeです。

エージェントはコンテナやボリュームを削除できますか?

既定ではできません。すべてのエージェントは読み取り専用で始まり、個別にManageやFullに上げるか、Blockにできます。Fullレベルでもcleanupは最初にプレビューとトークンを返し、プレビューに表示したものだけを削除します。レベルが制御するのはOxcartのツールであり、サンドボックスではありません。シェルにアクセスできるエージェントは、docker CLIを直接実行できます。

エージェントにdockerコマンドを直接実行させるだけではだめですか?

できますが、大量の生の出力を読み込むことになります。「このコンテナはなぜ停止した?」への回答に、Oxcartのdiagnoseは159トークン、docker inspectとdocker logs --tail 300は2,014トークンを要し、削減倍率は13×でした。各タスク1回のClaude Codeセッションによる参考値では、ログ内のエラー発見が31.0 sから4.2 sになりました。

MCPサーバーはデータを外部に送信しますか?

いいえ。ローカルエンジンのソケットとのみ通信し、自身でネットワーク接続を行いません。すべての呼び出しをMacのアクティビティログに記録します。ただし、ツールが起動やビルドにイメージを必要とする場合は、docker runと同じようにレジストリからpullします。

使い捨てコンテナでエージェントにコードを実行させられますか?

はい。sandboxツールは、メモリ2 GiB、プロセス数1,024に制限した使い捨てコンテナを作ります。エージェントがFullレベルでネットワークを要求した場合を除き、ネットワークはありません。

出典と測定方法

  • 回答サイズ:2026-10-10に5つのテストコンテナで測定。トークン数は文字数 ÷ 4で推定。
  • セッション:Claude Code 2.1.296、claude-opus-5-5、Oxcart 0.1.0。各タスク・各条件で1回実行。
  • 速度の数値:Oxcart 0.1.2、2026-10-10、Apple M5 Max、8 CPU・12 GiB。比較対象のランタイムは同日のそれ以前に、同じMacと測定ハーネスでdocker 29.4クライアントを使って測定しました。

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Apple silicon · macOS 26 以降

次に読む

リリースノート

Oxcart 0.1.4

最新リリース

ライセンス機能と各種改善。

  • メールの安全なリンクによるライセンスの有効化。
  • SettingsからライセンスとMacを管理。
  • ライセンスのオフライン検証。
  • パフォーマンス改善、UIの調整、不具合修正。

macOS 26.0以降が必要です

Oxcart 0.1.3

アイドル時のメモリ回収。

  • コンテナが実行されていないときに、VMのメモリを回収。
  • コンテナ、イメージ、ボリューム、ネットワークを保持。

macOS 26.0以降が必要です

Oxcart 0.1.2

コマンドラインツールの統合。

  • Oxcart付属のDockerツールと、すでにインストールされているDockerツールを切り替え。
  • UIの調整。

macOS 26.0以降が必要です

Oxcart 0.1.1

同梱のDockerツールとエージェントの制御。

  • Docker CLI 29.9、Compose 5.6、Buildx 0.38を同梱。
  • Dockerコンテキストとの連携と、キーチェーンでの認証情報の安全な保管。
  • MCPエージェントの接続と、エージェントごとの権限設定・ブロック。

macOS 26.0以降が必要です

Oxcart 0.1.0

Appleシリコン向けのDocker互換コンテナ。

  • Docker CLI、Compose、Buildxとの互換性。
  • 実行環境のコンポーネントを同梱し、オフラインでセットアップ可能。
  • プロジェクトとGitブランチごとにポートを整理。
  • デフォルトで読み取り専用のMCP連携。
  • 検証済みの自動アップデート。

macOS 26.0以降が必要です